SOHO社長の体験記

身の丈に徹して無理をしないことが 長く事業をつづける秘訣 

パイロットオフィス入居審査に当たって、永井さんが提出した事業計画書。

- 長く仕事を続けていくには、どのようなことに気をつければよいでしょうか。これから起業される方、起業されて次のステップを考えている方にアドバイスをお願いします。


永井   事業は個人で行うのであれば、あまり大きくしないことです。身の丈起業に尽きますね。SOHOはビジネスプランが良ければどんどん成功していきますが、うまくいっているときにも無理をしないことです。

- SOHO生活は充実していましたか。


永井   何か新しいシステムが作れないか、いつも考えながら先生方やメーカーの人と話をしていて、何か面白そうなことがあったらすかさず捉えてそれを大きくしてきました。先生によってはこれからはAIの時代だと言っているし、まだまだ医療画像の世界は進化していくと思います。新しいことに興味があって、それをシステムとして広げる力がある人は、この業界に向いています。
  親戚に産婦人科のドクターがいて、大きな病院から独立して開業しました。最近、胎児の超音波画像を親御さんのスマホに映像データで渡してあげたいと相談されました。聞いてみたら、画像ファイリングもしていなくて、撮った画像をそのままプリントして渡しているだけなんだそうです。どうせなら、動画で渡してあげられる仕組みが作れるといいですね。

- その調子では、パイロットオフィスを卒業してもいろいろ相談が持ち込まれそうですね。本日はありがとうございました。

<了>
 




プロフィール

永井実重さん 
[ メディカルシステム・ナガイ代表 ]

ティアック、センチュリーメディカル、ミネベア、ティアックと医療分野の会社で転職をしながら経験を積む。1994 年ティアックを55 歳で早期退職。八王子の自宅で医療分野の画像をデジタルファイリングするシステム構築のためのコンサルタント業を起業し、1998年12 月*SOHOパイロットオフィスの開設時に入居。20年間のパイロットオフィス生活に区切りをつけ、2018年11月末日に退去された。

(取材:萩谷)