SOHO社長の体験記

黒字癖を定着させるために、補助金は出さない 

2006年に発行した『身の丈起業塾』(光文社)には、「あなたにしかできない会社」をつくる方法、事例、実践者の声が満載。
 

- さきほど、三鷹市から1998年7月にお声がかかったとおっしゃっていましたが、どういう依頼だったのですか?


前田
SOHO支援をはじめるにあたって、民学産公の参画でレンタルオフィス「SOHOパイロットオフィス」の立ち上げに協力してくれと。

 

- すぐにYESとお返事されたのですか?


前田 条件をつけました。「家賃補助をしないなら」と。こういうことをするとき、たいていお役所は補助金を出す。でも、入居者は補助金を当てにするのが習慣になると自立指向がなくなって、期間を過ぎるとみんな必ず風邪をひいちゃいますからね。

- では、「補助金を出さないなら引き受ける」と?


前田 そうです。その代わり、相談とサポートは徹底的にしましようと提案しました。

- それに対して、どんな反応がありましたか?


前田 「そうしましょう」と。「ずっと黒字」を見込んで声かけされてるわけですからね(笑)。





プロフィール

前田隆正さん 
[ SOHO CITYみたか推進協議会会長・コミュニティビジネスサロン スーパーバイザー ]


前田隆正さん SOHO CITYみたか推進協議会会長・コミュニティビジネスサロン スーパーバイザー/日本電信電話公社(NTT)、日本無線、INSエンジニアリングなどを経て、1998年から「SOHO CITYみたか」の運営に携わる。
2003年から「SOHOベンチャーカレッジ」、2010年から「みたか身の丈起業塾」(内閣府助成事業)で塾長を兼任。

(取材:安田)