SOHO社長の体験記

SOHO支援の基本は、困ったときのサポート 




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最初に駅近くのビルにSOHOパイロットオフィスができましたが、その後、三鷹産業プラザにもレンタルオフィスができたのでしたね。



前田
最初のSOHOパイロットオフィスがマスコミでも注目されて、当時の通産省の都市型産業基盤施設整備事業の支援で、駐輪場の跡地に三鷹産業プラザが建設されたんです。支援機関の「まちづくり三鷹」も入居しました。1999年のことです。

- その後、さらに拠点が増えていますね。


前田 現在、市内に8拠点、入居しているSOHOは約115社です。当初の9社から、ずいぶん成長したものですね。

- 立ち上げ当初から今まで、丸12年。どんなことに重点を置いてサポートしてきたのですか?


前田 ともかく気軽に相談できる体制を整えて、SOHOの人たちがタイムリーに適切なアドバイスを得られるように配慮しました。財務、法律、経理、税金、融資、特許、外部事業社とのマッチングなど、それぞれにクリアしなければならない課題や問題がありますからね。

- 困難も多いことと思いますが、SOHOとしてはどんな目標を持つとモチベーションが保てるのでしょうか?


前田 私は、「売上一億円、年収一千万円を目標に」と言っています。

- なかなか高い目標に思えますが、実現のヒントは?


前田 これまでに目標を達成してきたSOHOには、ものづくりをアウトソーシングしている例が目につきます。風力発電所の低周波ノイズの測定器を設計して市内の町工場6つに斡旋しているミウラテックさんとか、業務用のレンズの設計をして制作をやはり社外に回しているレンズ屋さんなどです。経営難だった町工場が、それによって救われているケースもあるんですよ。





プロフィール

前田隆正さん 
[ SOHO CITYみたか推進協議会会長・コミュニティビジネスサロン スーパーバイザー ]


前田隆正さん SOHO CITYみたか推進協議会会長・コミュニティビジネスサロン スーパーバイザー/日本電信電話公社(NTT)、日本無線、INSエンジニアリングなどを経て、1998年から「SOHO CITYみたか」の運営に携わる。
2003年から「SOHOベンチャーカレッジ」、2010年から「みたか身の丈起業塾」(内閣府助成事業)で塾長を兼任。

(取材:安田)