SOHO社長の体験記

SOHOには、いろんな可能性がつまっている 

産業プラザの地下一階の「コミュニティビジネスサロン」の奥、「起業相談室」。前田さんがいつもにこやかに迎えてくれる。
 

- 前田さんは12年間、指導したり相談を受けたり、SOHOにどっぷりですが、ここまで入れ込むのはなぜですか?


前田
戦後、日本はものづくりを基盤に発展してきましたが、今、ものづくりの拠点は中国、インド、ベトナム、カンボジアなど東南アジアの国々に移ってしまっています。これからは、SOHOがそれぞれ身の回りのことをビジネスにして生計を立て、日本経済を支えていく時代になると言っても過言ではないと考えているのです。

- 少子高齢化も社会問題になっていますが……


前田 多くの人がサラリーマンとして働いてきて、定年退職後には豊かな経験もあれば、時間や最低限暮らせるお金もあります。「組織に縛られることなく、夢を持って、働く喜びを味わってみませんか?」と私はみなさんに言っています。

- SOHOは、老後の生きがいにもなると?


前田 そうです。江戸時代のご隠居さんみたいに、「お金も仕事もどうでもいいけど、なんでも相談にのるよ」というようなちょっとヘンな人も貴重ですね。

- まさに前田さんみたいな(笑)


前田 三鷹では、SOHOの先輩がメンターとして支援したり相談を受けたりする体制も作っているんですよ。起業して、事業を発展させるには、他の事業社とのつながりが大切です。これからネットワークはもっともっと広がっていくことでしょう。





プロフィール

前田隆正さん 
[ SOHO CITYみたか推進協議会会長・コミュニティビジネスサロン スーパーバイザー ]


前田隆正さん SOHO CITYみたか推進協議会会長・コミュニティビジネスサロン スーパーバイザー/日本電信電話公社(NTT)、日本無線、INSエンジニアリングなどを経て、1998年から「SOHO CITYみたか」の運営に携わる。
2003年から「SOHOベンチャーカレッジ」、2010年から「みたか身の丈起業塾」(内閣府助成事業)で塾長を兼任。

(取材:安田)